ninon

いつまでも忘れられない

まだ寒い春の日、彼に出会いました。

はじめて会った、その日にお互いの人生相談。

二度目に連絡を取ったとき彼は離婚した直後でボロボロでした…
早く元気になって欲しかった…
経験した人しかわからない辛いさだから…

その日から、毎日連絡をとって彼を励ました。
純粋に早く元気になって欲しかった…。


そんな彼から食事に誘われて、少しずつ会う回数が増えた…
半分本気で、「次に恋愛するならワタシとして下さい」って冗談まじりで言った。
照れるのはわかったけど彼がどんな気持ちだったのかは知らない。

それからすぐに、友達経由で彼をすっごく好きな女の子がいるらしい事を聞く…
だから仲良くするのやめて欲しいと…。
周りからの牽制…。

悩んだ末にワタシ は彼に少し距離を置きたいと言った。

彼はモテる人だったし、いい人が現れて
彼が幸せならそれでいいって思ってた…
けど…彼が距離おきたく無いって、今はワタシの存在に助けられてるからって言ってくれた…。
言葉にするのが苦手な彼が言ってくれた事がすっごく嬉しかった。

ワタシは彼に恋した。

彼を幸せな気持ちでいっぱいにしてあげたかった。

はじめて彼の休みの日に食事に行った…

いつもより長く一緒に居たから…
いつも以上に色々話したから…
ずっとこの時間が続けばいいって思ってた。

まだ一緒に居たいけど…

もう少し一緒に居たいって…
言う勇気がないまま別れた駅のホーム、反対側のホームにいる彼が見えて、もう少し一緒に居たいって思って!すぐにLINE!!
「まだ一緒に居たいって思ってくれますか?」
「居たい」って返事に嬉しくなった。


きっとこの日から二人の距離が縮まった…。

けど…
今は誰かと向き合う自信がないと言う彼に付き合って欲しいとも
好きだとも
好きになって欲しいとも
言えなかった…。

その時が今じゃあないなら待てばいいって…
ワタシが一緒にいる事で彼が楽しいって…
幸せって思ってくれるならそれでいいって…

それに気持ちを言葉にするのがこわかった…。
今の関係が壊れてしまいそうで…

言葉にしないけど…許される限り、一緒に過ごした。

夏の間はほぼ半同棲状態だった…約束した訳じゃあないけど仕事終わるの待って二人で一緒に帰った。

周りには秘密の恋。
色々な事情があったから…
それでも一緒に居れるだけで楽しかった。
手を繋いでいつもの道を帰る。
その日会った事を色々話して、いつものコンビニ寄って…そんな毎日が続くって思ってた。

好きって言葉にしないまま時間だけが過ぎていった…けど…気持ちはいつも好きって気持ちで溢れてたぁ。

そんな時に他の男性からワタシが告白を受ける…。
告白受けた事、気がついてるのに…何も聞かない彼に少し苛立っつ…少しは気にしてよって思ってた。
聞いてくれないから…「告白されたんだよ」って!!
自分から言うワタシに「知ってました。」って抱きしめられる「本当は不安になりました」ってその一言が嬉しかった。

彼が抱きしめてくれた時に思わず「好き」って言葉が溢れた、
思わず出た言葉は「あっ言っちゃった」って照れるワタシに彼は笑ってた。

色んな所に出かけて…
たくさんの思い出作って…
夏が終わった。

冬が来た頃…
ワタシたちは、少しお互いの仕事が忙しかったので一緒に過ごせる時間が減っていた…

そんな時、彼の態度が少し変だった…
一緒に居るけど…
なぜか気まずそうで…
久しぶりに一緒のお休みだったのに…
彼はワタシの方をみない…
一緒にいるのに会話もない
空気も重い…!
ワタシが疲れてるなら帰るねって言って…
彼のお家においてた荷物全部まとめた…
なんであの時、荷物まとめたのか…
自分でもわからない…
彼がごめんって言う…
平気なふりするけど…
めっちゃくっちゃ悲しかった…
引き止めないのに、ワタシが見えなくなるまで見送る彼に…なぜか涙が止まらなかった。

胸騒ぎは的中した…
1週間後

ワタシは半年間の立て込んだ仕事が終わりを迎えた日。
久しぶりに一緒に帰ろうって言ったけど…
その日は一緒に帰れないって言われる…
その夜中…彼からの電話。
出たくなかった…
けど…出ないといけない。

今のままの状態を続ける事は出来ない」って…
振られてしまう…
大泣きして…
大泣きして…
大泣きして…

次の日がお互い休みだったから
最後にデートして下さいって…ってワガママ言った。
最後お願い聞いてって…。
だって1週間後には彼の誕生日…
もう用意してるもん…

最後のデート
待ち合わせしてブラブラする。。。
目を合わさず黙り込むワタシに彼は困っていたと思う…別れの時間は刻々と過ぎる。
最後だし素敵なお店で食事しよって言う彼にまた泣けてくる。
誕生日プレゼント彼がずっと欲しかった物の中には前に用意したカードが入ったまま。
それ読む彼がごめんって…

どうしてワタシじゃあダメなの?って
思わず聞いてしまう。。。

言いにくいそうに…
「実は少し前に元奥さんから手紙がポストに入ってた」って…
「あの時はごめん」と少ない文書だけど…
奥さんも辛かったんだって、やっと自分の気持ちがわかってもらえた気がしたって…
奥さんも苦しんでたんだって…今もくるしんでるって…奥さんの事…気になるって。
だからこの状態では一緒にいて悲しませたくないって…
それが彼の本当の答えだった…。

目の前にいるワタシは?って思うけど…
何も言えず。
二人で号泣した…。

ワタシが泣くのはわかるけど…
どうして君まで泣くの?
その波はワタシを思って泣いてくれてるの?

でも結局は一緒に過ごした時間より…
一瞬で奥さんに戻ってしまうんだねぇ…


それでもワタシは…じゃあ奥さんとやり直せるその日まで一緒に居たいって…
今思うと本当ワタシってバカだなって…
それでも本心だったし…大切だった…また出会った時みたいにボロボロになるんじゃあないかって…自分がすでにボロボロになってるのに、彼の事を思うバカなワタシ。

連絡も取り続けていたけど…
本気で奥さんとやり直したいって言う彼をみてるのが、辛くなって…
自分の気持ちに蓋をした。


引きずってボロボロになって前に進もうと必死に努力してる…

まだ全然本当は忘れられない…。

LINEの履歴も写真もまだiPhoneの中にある…


また夏が来たのに…
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いつまでも忘れられない」への3件のメッセージ

  1. カイト

    すごく切ない物語…こんな鮮明に彼と過ごした時間を覚えてるなんて、本当に好きだったんですね。相手のことをこんなに想える ninon さんはきっと素敵な方だと思います。そんな ninon さんにはきっとまた幸せな日々が訪れると思います。

    | 返信
    1. ninon

      ありがとうございます。
      本当に書いててすっごく長くなってた文章に自分でもビックリしました。

      最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

      | 返信
      1. カイト

        それだけ想いがあったということです。大切にしてください。まだつらいと思いますが。

        | 返信

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