kou

今もギクシャク

80's年上京中、
ある週末5人で、ディスコに。
慣れない僕は隅っこで踊り、大人ぶってフリードリンクを飲むのが、楽しかった。
上手く踊っている人を見ては真似た。
一とう最初から、
とても気になる二人組に声を掛けた。
酔ってなんか無いし、その場の雰囲気任せではない。
直感だ。
とても可愛いい…ソバージュヘアが似合う素敵な彼女だ。
兎に角話をしたくてドリンクを取りに行く。
えーもう何処にもいない?この席にいたのに。 
1人店を出て、必死で探し回った。
うわー!良かった、いた。
「ここまで追っかけてごめん」と無理やりに、
マッチ箱の裏に書いた電話番号を渡した。
躊躇しなく彼女もナンバーを教えてくれ
「さようなら〜」と。
「私達、
電車で帰るからね〜」と、小走りに行く。
ナンパされるのに慣れてるらしく、
うまくかわされた。

嘘の番号だと思いつつ4日後、電話した。
本当にコールしてる、
アッ…彼女の声。
ドキドキがとまらない。
ときめいた。
嬉しくて、海を眺めるドライブを約束。
次は、2人で踊る約束。

半年間いつも終電に乗せる為、
急かされ走る。

「わざと間違えたでしょ…コウ!突き当たりじゃん、」
「ち、違うさ。」
繋いでいた手を後ろに、右腕を背中にした…
「…本当本気さ…」
路地裏が始まりのKISS…

今日のプロポーズ2回目も生返事。
囁くように語ったね。
信号で赤。
「さようなら…」
こぼれる涙をかくそうと無理やり降りた。
戸惑いながらアクセル。
「全て受け入れる!気にしない!君と一緒なら大丈夫!何で!」
知ってるくせにと車を走らせた。
交差点を曲る。「はぁ〜 じゅ…渋滞。」
ルームミラーを確認する気もない。
遠くなのでフェンダーミラーでも、
雨で見えない。

「ぇ…え」

途中でヒールを脱ぎ捨て、追っかけてきてる?
土砂降りになった雨の中。
ハザーロランプで止まった。
後車のクラクションが鳴り響くも、前に立ちすくみボンネットを叩く。

「コウのお嫁さんになるから。ずーっとそばにいて」と叫んだ。

叩きつけている雨。
ずぶ濡れな身体と、涙でくしゃくしゃな顔。
抱きしめて乗せた。
何も言えずに海へ。
息が出来ないくらい抱きしめた。
もう離れないと誓った。

仕事が終わると、
必ず浜にドライブ。
潮風に悲しげな横顔を気付かれると、こちらをみて微笑む。
その仕草も、はっきり覚えている。
もう貴女に夢中になっているのがわかった。
週末はディスコに明け暮れた。
このままで居たい。

しばらくして、
僕の愛を認め、親御さんも了承して婚約した。

アクアマリンの婚約指輪より、
ボルトのナットを削って作った指輪を喜んでくれたね。

同棲し、
将来に夢を見てる。

3ヶ月過ぎた君の誕生日。
帰宅すると置き手紙、

dearコウ…
10歳上だからね…
やっぱ…無理…

母が育てている子も小学生になるんだ、

コウ…
一目惚れしたのは私だよ。
これ、最後の秘密。

コウ…
大好きだから…絶対だから…
迷惑かけて…ごめん

コウ…
ステップまだ1人で踊れないけど大丈夫かな…
 
   崩れ堕ちた。
ayumi

二度と味わいたくない

はたしてこれを失恋と呼んでいいのかわからないけれど、もう半年以上も消化できないでいるので投稿させていただきます。

高1の頃、気になっていた男の子とテストの結果で賭けをしました。彼をAと呼ぶことにします。
点数が低かった方が"何か"を相手に奢るというものでした。結果として私が勝ち、私はお互いに観たいと話していた映画に連れてって欲しいとお願いしました。
しかしAは金額を理由に「カラオケに行こう」と言ってきました。私はそれまで異性と密室で2人になったことがありませんでしたから、少し怖かったけれどそれでも好奇心が勝って受け入れました。

そしてカラオケに行く日になりました。その日は午前中で学校が終わる日でした。校内で待ち合わせて、それからカラオケに向かいました。
その道中、私たちはAの元カノであるBに会いました。と言っても私とBは仲が良く、むしろ私はAのことをBに相談する程でした。少し冷やかされて、それでも悪い気はしなかったことを覚えています。Bと遭遇する前もその後も、Aは私の隣を歩くことはありませんでした。「同じ高校の生徒がいるから」だそうです。

カラオケに着いて個室に入ると、Aはそれとなくスキンシップをとってきました。頭を撫でたり、抱き寄せたり、普段はしないようなことだったので嬉しかったです。
確か3時間だったかな。歌ってるときも、歌ってるのを見てるときも悲しかった。だって隣も歩いてくれない人ですから。なんとなく嫌な予感がしました。
そもそも、そもそもです。告白されてもしてもいないのにスキンシップをとるのは正解なのでしょうか。アプローチとして正しいのでしょうか。私は大混乱していました。

帰り道、周りに同じ高校の生徒はおろか人がまばらなのにAは私の隣を歩きませんでした。悲しくて悲しくて、でも泣いたらきっと面倒くさがられるだろうと思って我慢しました。俯く私を振り返ってAは「眠いの?」と聞いてきました。そんなわけないだろ。

帰ってから私はBに連絡を取りました。
これ以上自分が辛いのは嫌だから距離を置こうと思うと伝えました。

その日のうちに、Aから「今日はごめん」「距離置こうか」「頭冷やしてくる」とメッセージが来ました。なぜかと問えば、「Bからトークを見せてもらった」「あゆみが距離置きたいって言ってたからそうしようと思った」と返ってきました。そうすれば?と返すと、「あゆみはどうしたい?」「ほんとに距離置きたい?」と聞き返されました。

本当は距離なんて置きたくなかった。「気になっていた」なんて言いましたけど、それ以上に好きでしたから。
でもやっぱり自分が辛いのは嫌だったので、勝手にしてと言ってからAをブロックしました。

そしてその後、BがAとのやり取りのスクショを私に送ってくれました。
そこには「遊び」「めんどくさい」と書いてありました。

死にたくなりました。私の嫌な予感は正解で、私は私の直感に従うべきだったのです。

そのあと私は数日置いてからブロックを解除し、Aに長文を送りました。思ったことを素直に伝えました。そして元に戻りたいと言いました。
Aは「軽い気持ちで接してごめん」と謝罪をし、心を入れ替えると言いました。そんなことはもうどうでもよかった。

それから私とAは普通に戻りました。
それでも私は未練があったから、周りにはバレバレだったようです。

これで終わりならよかったのに。

1年が経った頃、私はようやくAのことを割り切れるようになりました。遊ばれるのはもうごめんだと思う一方、誰かに愛されたいと思っていました。

3年生になって、そして文化祭の日になりました。
高校生活最後の文化祭ですから、たいへん盛り上がりましたし楽しかったです。
文化祭終了後に、きれいに復元された教室で同じ部活の3年でおしゃべりをしていました。その中にはAもいました。みんなはそのあとご飯を食べに行くようでしたが、私は門限があったので先に帰ることになっていました。すると友達が「Aはあゆみを送らなきゃね」と言いました。そこにいた友達は全員、この後に怒ることを知っていたのです。

電車の時間が迫り、私は1人帰路につきました。校門に向かって歩いていると、Aから電話がかかってきました。今の場所を聞かれ、そこにいてと言われました。私はなにか忘れ物でもしたのかなと思っていました。
ところが、小走りでやってきたAは手ぶらでした。また、高1の頃のような嫌な予感がしました。
「話がある」Aはそう言いました。

Aは私のことを好きだと言いました。1年半前、「遊びだ」と言った口で、そう言いました。
私はパニックになって、開いた口が塞がりませんでした。少し質問をして、深呼吸をして、無理だと思いました。私はAを振りました。

笑顔でさよならをして、早足で校門を出ました。わざわざ人通りの少ない道を選びました。なぜなら涙が止まらなかったからです。悔しくて悲しくて、それからとてもとてもショックでした。1年半前私を傷つけた人がなぜああも無神経に告白できるのか意味がわかりませんでした。とうとう立っていられなくなって、物陰に隠れてしゃがみこんで大泣きしました。

その場でAのSNSを全部ブロックしてから信頼している友達に電話をかけました。あのときはごめんねありがとう。
告白を受け入れなくて正解だと言われました。
私もそう思いました。

でも考えれば考えるほど、「もし告白を受け入れていたら」が止まらなくなりました。私は愛と、それから幸せが欲しかった。
Aと付き合ったら得られるであろう愛と幸せと苦痛を天秤にかけました。答えはいつまでも出ませんでした。

そして告白から1週間後、私はAのブロックを解除して「もう1回話がしたい」と送りました。

1時間くらい話したのかな。
私はたくさんの質問をしました。
1年半前のことも聞きました。私は嫌だったことや嬉しかったことなどあのとき言えなかったことをたくさん吐き出しました。Aは驚いていました。「そんなに傷ついてたの」と言われました。言わなかった私が悪かったのでしょうか。

そして元カノであるBのことも聞きました。
絶対にまだ切れていないと思ったから。
Aは、明日ご飯を食べに行って、それで終わりにすることで話がついていると言いました。
不思議ですね。私に告白した時点で元カノと2人での食事の予定があるんですって。

Aは「俺はあゆみをたくさん傷つけたし、その責任をとるためにも付き合いたい」と言いました。素直に言います。嬉しかったです。

でも、無理だなと思いました。
Aは私の好きにしていいと言いました。
私はAを振りました。

振ったのは私なのに酷く傷つきました。
やっぱり私はまだAのことが好きだったんだと思います。

そして先日、私は高校を卒業しました。
式後に部活のみんなで集まっていたのでそこにはAもいました。
私はAに皮肉を込めて「お世話様でした」と声をかけました。Aは「お騒がせしました」と返しました。
なんとなく、Aにとってはその程度の事だったのかと言う気がしました。正直言って、恨みしかない。

とまあ、長い文章になってしまいましたが以上の事は全て私の主観ですから、AにはAなりの理由があったのだと思います。
それでも私が深く傷ついた事実は消えませんし、これからも傷は残ると思います。
どうか大学で素敵な人と出会えますように!
kuu

辛い。

店の客と店員です。彼が店員、私がお客。
相手から声をかけてきて番号を交換して関係がスタートしました。
初めは私自身彼も既婚者だし遊びだと思っていて
彼が、この先にあるのはお前だけ。この先も一緒に居たい。俺から絶対居なくならないで、ちゃんと離婚するからと期限まで設けて約束をして付き合ってました。
最初はやっぱり我慢も沢山あったけど
あたしといると本当に居心地がいい。
家に帰れば嫁がうるさいから

俺は浮気はしないするなら本気
2人は好きにはなれないだからお前とずっと一緒に居たいって言われ私にも婚約者が居ましたが断わりその言葉を信じました。

この度彼の奥さんにばれて私の家の下まで2人で来ました。彼は奥さんに全部話して居ましたが私は友達と言い張りました。
その時彼があたしの事をあれだけ本気にさせたんだからちゃんと言ってくれると思ったのですが面と向かったらなにも話さず。
お前とは会えない…の一点張り。
こっちの人生もむちゃくちゃにされた上逃げました。それでも私はそれは彼の本心ではないと疑っています。2人でいる時と奥さんに聞かれてる時の会話が明らかに違うし、私には会いたいからと毎日仕事帰りに5分でも会いたいからと毎日会いに来たり時間があると電話してきていたからです。
だから余計に信用できなくて。

慰謝料や養育費の話しも彼としてました。
その覚悟があるから一緒にいるんだよと…
彼からは奥さんと別れたいけど子供に会えなくならないとように考えてる、いつ喧嘩ばっかりと愚痴を言っていて奥さんに男仕向けて別れるって私に言ってたりもしました。

それも全部嘘だったのかなって。
傍から見ればいけない事、馬鹿としか言いようがない。私は最低な女です
自分が早く切れば良かったのにどうしても大好きで離れたくなくて。

自分に、自信がなくいつも強がってる私にスグに気付いて俺がお前の闇取り除くからと。
絶対泣かせない。
誰にも渡さないとずっと言われてました。
いつも時間が出来るとあたしを優先してくれて人前でも構わず抱きしめてくれて。
誰か見てたらやばいよ…って言ってもそんなの関係ないと言ってくれてました。

それなのに…

お店に行けば会えますが前と違う態度だろうし金輪際お前とは関わりたくないと最後に電話言われました。

本心なのかも分からず、話したい言っても俺から話すことはないとそれっきりです。

あたしがどうしてたらよかったのか
どうしたら一緒にいられたのか頭から離れません。

LINEの履歴も写メも消せずにいます。
なにも居らないから戻ってきて欲しい…
本当にもう笑い会えないのなら最後にごめんねって抱きしめてほしかった…
akanen59

後悔

初めてできたちゃんとした彼氏とお別れをして、3ヶ月が経ちましたが、今でも後悔ばかりしてしまいます。

元々自分が異性を好きになりにくく、好意をもってもらえると逃げてしまっていて、それでも彼は他の人と違って大丈夫。もうこれは運命かもと思っていました。
付き合い初めは、本当に毎日が夢のようで、幸せで、とっても大好きでした。
でも、彼が転職をすることになり、忙しくなって、次第に連絡も取れなくなりました。
LINEも既読スルーならまだしも未読スルー。
多分、その頃には私の方が依存気味になってしまっていたのですが、連絡が取れなくなってしまって、電話も出ない、LINEも未読のままという状況に耐えかねて、ちょうど半年の記念日に私から別れを切り出しました。
電話に出てもらえないので、最後はLINEで。
「最後くらい話したかった。さよなら。」と。
その後、返事もなく、未読のまま、FacebookのアカウントやLINEをブロックされて、着信も多分拒否になってて、本当に連絡が取れなくなってしまっています。

最後の1ヶ月半くらいは本当に辛くて、早くこの辛さから開放されたい。なんで返してくれないの。もう私のこと好きじゃないんだ。その時はその時できる自分のベストは尽くしたつもりでしたが、今、時間が経って、忘れるどころか、あの時こうしてれば、こう考えられたらとたらればばかり考えてしまって、辛いのから開放されるどころか、毎日考えてしまって辛いです。

今思うことは、きっとあの時、彼も転職活動がなかなか決まらず辛かっただろうに、私が支えてあげられなくてごめん。子どもみたいな考え方しかできなくて、自分のことばっかりになって、考えてるつもりで考えてあげられなくてごめん。
もし、その転職を支えてあげることができたら、今頃も一緒に過せていたかな。とか、そんなことばかり考えてしまいます。

結局最後にきちんと話し合って別れられなかったのも原因だと思うし、それより何より、自分の考えの幼稚さ、思慮のなさでこうなってるんだろうなとも思うのですが、やっぱり考えてしまい、今は前に進めません。

占いで、結婚に繋がるお付き合いが1つ終わっていますねと言われ、それが彼だと思うと、余計にやるせない気持ちになってしまいました。
こんなに自分がウジウジと考える弱いやつだとは思っていなかったので、どうやって自分の気持ちと向き合っていくかを悩んでいます。
ninon

いつまでも忘れられない

まだ寒い春の日、彼に出会いました。

はじめて会った、その日にお互いの人生相談。

二度目に連絡を取ったとき彼は離婚した直後でボロボロでした…
早く元気になって欲しかった…
経験した人しかわからない辛いさだから…

その日から、毎日連絡をとって彼を励ました。
純粋に早く元気になって欲しかった…。


そんな彼から食事に誘われて、少しずつ会う回数が増えた…
半分本気で、「次に恋愛するならワタシとして下さい」って冗談まじりで言った。
照れるのはわかったけど彼がどんな気持ちだったのかは知らない。

それからすぐに、友達経由で彼をすっごく好きな女の子がいるらしい事を聞く…
だから仲良くするのやめて欲しいと…。
周りからの牽制…。

悩んだ末にワタシ は彼に少し距離を置きたいと言った。

彼はモテる人だったし、いい人が現れて
彼が幸せならそれでいいって思ってた…
けど…彼が距離おきたく無いって、今はワタシの存在に助けられてるからって言ってくれた…。
言葉にするのが苦手な彼が言ってくれた事がすっごく嬉しかった。

ワタシは彼に恋した。

彼を幸せな気持ちでいっぱいにしてあげたかった。

はじめて彼の休みの日に食事に行った…

いつもより長く一緒に居たから…
いつも以上に色々話したから…
ずっとこの時間が続けばいいって思ってた。

まだ一緒に居たいけど…

もう少し一緒に居たいって…
言う勇気がないまま別れた駅のホーム、反対側のホームにいる彼が見えて、もう少し一緒に居たいって思って!すぐにLINE!!
「まだ一緒に居たいって思ってくれますか?」
「居たい」って返事に嬉しくなった。


きっとこの日から二人の距離が縮まった…。

けど…
今は誰かと向き合う自信がないと言う彼に付き合って欲しいとも
好きだとも
好きになって欲しいとも
言えなかった…。

その時が今じゃあないなら待てばいいって…
ワタシが一緒にいる事で彼が楽しいって…
幸せって思ってくれるならそれでいいって…

それに気持ちを言葉にするのがこわかった…。
今の関係が壊れてしまいそうで…

言葉にしないけど…許される限り、一緒に過ごした。

夏の間はほぼ半同棲状態だった…約束した訳じゃあないけど仕事終わるの待って二人で一緒に帰った。

周りには秘密の恋。
色々な事情があったから…
それでも一緒に居れるだけで楽しかった。
手を繋いでいつもの道を帰る。
その日会った事を色々話して、いつものコンビニ寄って…そんな毎日が続くって思ってた。

好きって言葉にしないまま時間だけが過ぎていった…けど…気持ちはいつも好きって気持ちで溢れてたぁ。

そんな時に他の男性からワタシが告白を受ける…。
告白受けた事、気がついてるのに…何も聞かない彼に少し苛立っつ…少しは気にしてよって思ってた。
聞いてくれないから…「告白されたんだよ」って!!
自分から言うワタシに「知ってました。」って抱きしめられる「本当は不安になりました」ってその一言が嬉しかった。

彼が抱きしめてくれた時に思わず「好き」って言葉が溢れた、
思わず出た言葉は「あっ言っちゃった」って照れるワタシに彼は笑ってた。

色んな所に出かけて…
たくさんの思い出作って…
夏が終わった。

冬が来た頃…
ワタシたちは、少しお互いの仕事が忙しかったので一緒に過ごせる時間が減っていた…

そんな時、彼の態度が少し変だった…
一緒に居るけど…
なぜか気まずそうで…
久しぶりに一緒のお休みだったのに…
彼はワタシの方をみない…
一緒にいるのに会話もない
空気も重い…!
ワタシが疲れてるなら帰るねって言って…
彼のお家においてた荷物全部まとめた…
なんであの時、荷物まとめたのか…
自分でもわからない…
彼がごめんって言う…
平気なふりするけど…
めっちゃくっちゃ悲しかった…
引き止めないのに、ワタシが見えなくなるまで見送る彼に…なぜか涙が止まらなかった。

胸騒ぎは的中した…
1週間後

ワタシは半年間の立て込んだ仕事が終わりを迎えた日。
久しぶりに一緒に帰ろうって言ったけど…
その日は一緒に帰れないって言われる…
その夜中…彼からの電話。
出たくなかった…
けど…出ないといけない。

今のままの状態を続ける事は出来ない」って…
振られてしまう…
大泣きして…
大泣きして…
大泣きして…

次の日がお互い休みだったから
最後にデートして下さいって…ってワガママ言った。
最後お願い聞いてって…。
だって1週間後には彼の誕生日…
もう用意してるもん…

最後のデート
待ち合わせしてブラブラする。。。
目を合わさず黙り込むワタシに彼は困っていたと思う…別れの時間は刻々と過ぎる。
最後だし素敵なお店で食事しよって言う彼にまた泣けてくる。
誕生日プレゼント彼がずっと欲しかった物の中には前に用意したカードが入ったまま。
それ読む彼がごめんって…

どうしてワタシじゃあダメなの?って
思わず聞いてしまう。。。

言いにくいそうに…
「実は少し前に元奥さんから手紙がポストに入ってた」って…
「あの時はごめん」と少ない文書だけど…
奥さんも辛かったんだって、やっと自分の気持ちがわかってもらえた気がしたって…
奥さんも苦しんでたんだって…今もくるしんでるって…奥さんの事…気になるって。
だからこの状態では一緒にいて悲しませたくないって…
それが彼の本当の答えだった…。

目の前にいるワタシは?って思うけど…
何も言えず。
二人で号泣した…。

ワタシが泣くのはわかるけど…
どうして君まで泣くの?
その波はワタシを思って泣いてくれてるの?

でも結局は一緒に過ごした時間より…
一瞬で奥さんに戻ってしまうんだねぇ…


それでもワタシは…じゃあ奥さんとやり直せるその日まで一緒に居たいって…
今思うと本当ワタシってバカだなって…
それでも本心だったし…大切だった…また出会った時みたいにボロボロになるんじゃあないかって…自分がすでにボロボロになってるのに、彼の事を思うバカなワタシ。

連絡も取り続けていたけど…
本気で奥さんとやり直したいって言う彼をみてるのが、辛くなって…
自分の気持ちに蓋をした。


引きずってボロボロになって前に進もうと必死に努力してる…

まだ全然本当は忘れられない…。

LINEの履歴も写真もまだiPhoneの中にある…


また夏が来たのに…
Gochi

つらい

一年3ヶ月付き合った彼女と別れました。
今年の3月、半年ぐらいしたら、同棲しようと、引っ越して新築のアパートに住んで、同棲して、結婚まで考えていた仲だったが、5月に、別れました。
彼女が、仕事等で一番大変な時に、連絡して、LINEして仕事終わったら、連絡して、休み遊ぼうとひつこくしてしまって、彼女に依存しすぎてしまったのか、急に別れたいと言われた。
最初会って話したときは、とりあえず一度別れて、1、2ヶ月離れて、お互い気持ちあれば、やり直そう言われて、
自分は、てっきりやり直し出来る思っていたが、2ヶ月たって話をした時、気持ちないから、やり直す気ないしと言われた。

その後合鍵を預けたままだったので、3ヶ月たって合鍵どうするとLINEしたら、ポストに入れとく言われ、最後話をしたいと返信したら、もう連絡したくない、3ヶ月たってるのに、しっかりして、言われ、忘れられなくて、ごめんなさいと返信したら、LINEの一言に、怖すぎてどうしょうと書かれてました。

ずっと忘れられずに、未だに彼女がフラッシュバッグしてしまいどうしょうもありません
saku

初めて本気で好きになった人

同じ会社の後輩君。
最初は気が合うかわいい後輩だなって思ってただけだったけど、
一緒の仕事をして、仲良くなって、
私の異動をきっかけに告白をしてくれて。
すごく嬉しかった。

家が近くで、2人ともお酒好き、好みも似てる。
なにより私が自然体でいられた。
毎日がすごくすごく楽しくて、
かわいい、大好きって何回も何回も言ってくれた。
仕事で辛かったとき、ムカついたときは2人で励ましあった。
私が辛かったときにそばにいてくれた。
そのとき私は泣いちゃったけど、辛くて泣いたわけじゃなくて、
彼がいてくれて本当によかったって彼の存在にうれしくて泣いてた。
でも私はかわいい性格してないから泣いた理由なんて言わなかったし、
普段も恥ずかしがってあんまり言葉や態度に出してなかったのかもしれない。
今思うと、上手に甘えられないプライドが高い女だったなー

春になって、女子の新入社員が入ってきて
なんか好意を持たれてるかもって報告受けてた。
でもその後輩にあったときに私が彼女ですって言ったし、
彼自身も私がいるのにほかの女の子なんか目に入らないって言ってた。
その言葉をずっと信じてた。

だけど後輩から告白受けてそっちに行っちゃった。
何週間か前まではずっと一緒にいたいって言い合ってたのにね。
やっと結婚に前向きになった時だった。
確かに私も素直じゃなくて、ダメな部分もあったってわかってる。
自然体になりすぎた部分もあった。

別れが突然きて、食欲がなくなって、体重が落ちた。
ひどいときは吐き気もあった。
ずっと泣いてたけど、
このままじゃダメだって思って、スポーツを始めたらちょっと元気になって、
会社でその2人に会う機会があったから、
それまでにきれいになって見返してやる!って思った。
もうだいぶ吹っ切れてると思ってた。

だけど。
実際に2人が話してるところを見たら
自分がまだ未練たらたらなことに気づかされて。
すごくすごく後輩に腹が立って。
私はひどいことした。
彼に謝ったけど、もう色々遅いからって返信が来た。

結局私は自分のことしか考えてないことに気づかされた。
まだ彼のことは嫌いになれないけど、
ここで身を引かなきゃいけない。
それが私にできるただ1つのことだと思った。

彼との思い出は大切だし、いろんなことを学ばせてもらった。
本気になったからこそ、苦しくて。
今を乗り越えて、今度はちゃんと先輩として接せられるようになりたい。





neko

本当は離れたくないよ。

すごく、すごく好きな人と私の誕生日に別れました。

昨年の夏、フェイスブックを通して突然、連絡がきました。
専門学生の頃、同じクラスでしたが、あまり話したことのなかった彼は、連絡のきた3ヶ月前に離婚したばかり。お相手もまたクラスメイトで、話したことはなかったけど知っている人。

とんとん拍子に付き合うことになり、「結婚を前提に付き合ってください」と言ってもらった。付き合ってからも、もう一度その言葉をもらった。
1ヶ月目には手紙をくれて、「4月に離婚したときにはもう結婚はいいや。彼女もいらない。女性なんて好きになるもんじゃない。と女性に対しての嫌悪感で恋なんて出来ると思ってなかった。〜○○の存在に気付いて自分の中で大きく変わりました。人を好きになる感覚はとても久しぶりで心地良いです。1ヶ月とは言えど、あなたなしの生活は考えられなくなっています」と書いてあった。
一緒にいるのが心地よくて、楽しくて…とてもとても、とても好きだった。

前妻のことが気になり、勝手に比べて…苦しいときもあったけど、彼は前妻とは関わることなく私を大切にしてくれたし、彼となら一緒に幸せになれると思っていた。

でも、2月頃より連絡が減り、会うのも減って、3月になっても変わらなかった。それでも彼から会いに来てくれたり、デートしたり…会えば、それまで通りに心地よくて楽しくて、ちゃんと大切にしてくれた。
それがあったから、うん!やっぱり大丈夫だ!また頑張れる!と思ってた。乗り越えていけると…乗り越えたいと思っていた。
でも彼はそうではなかった。

4月半ば、初めて彼と過ごす私の誕生日。
ただ、一緒にいて欲しかった。1番におめでとうって言って抱きしめてほしかった。望んでいるのはそれだけだった。
でももらった言葉は「結婚する気はない」。
そして「別れることは特別考えてはないよ」って。

彼にとって結婚する気が無くなった以上、少なからずとも今は、私と付き合っていくことは価値がないに等しいことは知ってる。だから…せめてちゃんと振ってほしかった。

この2ヶ月…不安で苦しかった。寂しかった。でも大好きだった。私が幸せにするんだって思ってた。
何をするわけでもなく、一緒にいる時間が幸せだった。お互いの親や兄弟にも会ったり…たかが半年だったけど、今までにないくらいに濃い半年だった。

やっぱり簡単には諦められない。
大好きだから…幸せになってほしいなって思うけど、その相手が私であってほしかった。
他の人との幸せなんて今は願えない。
これからも「好きだよ」って抱きしめてほしかった。

諦めるってなに?どうやったらいいんだろう。
きっと彼は、すでに私のことなんて考えてすらないのにな。
今も今後も、私と離れたことを後悔してくれたらいいのに…。
そんなこと思うなんて最低かな…

早くあなたの幸せも願えるようになりたいです。
さようなら。
Tom

いつか私が失恋したら

当時の自分を思い返すと、どうしようもないくらい恥ずかしいけれど、

それでも当時は本当に彼が好きで、
そして真剣に空回っていました。


きっとあの時間があったから、
私は今穏やかに過ごせています。



前の彼女をまだ想っていた彼と付き合う条件は、
「彼の好みの女性になること」。
彼もきっと試してみただけで、
今思えば考えていたほど深刻なことじゃないはずでした。

当時の私は、"彼好みに生まれ変わろう"と「頑張る!」と返事をして、
自分の気持ちも彼の気持ちも置いてって、ひたすら一人で空回り。


彼はきっとちゃんと向き合ってくれていたのに、
前の彼女を気にして卑屈になったり、よそ行きの自分を演じたり、逆に気を引こうと夜遊びしたり。
会話を楽しんだり相手の思いを汲んだりすることすらできてない状態。

そんな勝手な私を好きになってもらえるわけもなく、別れることになりました。



そのすぐあとに引っ越しや転職や、いろんなトラブルとタイミングが重なって
悲しい、とか、寂しい、なんて感情に浸る暇もないままだったけど、
昔のバックアップからアドレス整理をしていて懐かしくなり
同時にいつの間にかちゃんと失恋できていたことに気づきました。

どのみち別れることになったとしても、
せめて初めて話した頃みたいに遠慮せず力を抜いた自分でいればよかったなと
今となっては思うけれど、

思えばあなたのおかげで今、
風来坊を気取るわけでもなく、必死で猫を被るでもなく
"私"として歩いていけてる気がします。




このサイトを見つけた時、
いつか私が失恋したらここに書き込もう、と(少しだけ冗談のように)思っていたので

失恋の悲しみや苦しみ、ではないけれど、
少しだけ抓ったような痛みの残りを
ここに置いていかせてください。
tears

『子供っぽい』

逆流性食道炎になって一週間、失恋て辛いですね。
20代後半女です。
失恋のストレスと思われる吐き気など、まさかの身体症状出現!
こんなに弱いと思わなかったです。
かれこれ一週間前、『子供っぽい』と、冷たい目で言われ心がポッキリ。
私が悪いんですけどね。
人間関係で仕事がうまくいかず、退職してしまった6月。つい『このまま無職でもいいかな』など弱音を彼に吐き出しました。
彼はここら辺から引いていたようでした。
だって、『好き』と言われなくなりましたから。
8月、彼の誕生日【一週間前】に私から振りました。好きだったけど、冷たくされるのに疲れてしまったんです。
そのまま終わればよかったのに、わざわざ彼になけなしの誕生日プレゼントを渡しました。持っていても仕方なかったし。
そのとき、仕事に対して、彼に対して『子供っぽい』と、ズキンとくる言葉。
すでに吐き気に襲われていた私に、『いつ良くなるの?早く帰って』と。
片道2時間30分の一般道を午前2時に帰りました。
失恋ソングを1人で歌い叫び続けました。事故らなくてよかった笑

しかし、そこで終わらず‥
まさかの赤ちゃんが。
彼に連絡すると、一転して心配したり、親になろうとしたり。
しかし、すぐに化学的流産。また、冷たくなりました。
私、9月から新しい職場です。転職活動やってたので。
そこで、絶対に食らいついていきます。
婚活もこれから頑張ります。軽々しく弱音を吐かないように強く、人に優しく。
だから、お願いだから、早く逆流性食道炎を治して‥‥
カイト

「失恋.jp」が WordCamp Kansai 2014 に登場します!

明日 WordCamp Kansai 2014 で「失恋.jp」についてお話させていただきます。

WordPress を使って3日で作るウェブサービス Case:失恋.jp
http://2014.kansai.wordcamp.org/session/broken-heart/

「失恋.jp」に投稿するかどうか悩んだ末、ギリギリの投稿になってしまいました。

掲示板やチャットみたいに、もっとみんなが気軽に投稿してもいいんじゃないかなと思い、「失恋.jp」の本投稿に投稿させていただきました。

ということで、みなさん、気軽に投稿してください!

あと、https://heartbreak.jp/ でも「失恋.jp」にアクセスできるようになりました。
日本語ドメインに対応していない場合、Punycode は覚えづらいと思いますので、その際は是非 https://heartbreak.jp/ をご利用ください。
EMMA

Slow Throw

25歳から5年間付き合った人と別れて、いよいよ人生詰んだなと思った。
一緒にいた5年のうちに貯金も底を尽きて、残ったのは適齢期を逃したひとりのおんな。

最近まで隣に彼が寝ていたセミダブルに枕二つの寝床で何度も寝返りをうちながら
iPhoneアプリの中でメッセージボトルを投げては拾い
独りでは抑えきれなくなりそうな孤独を誤魔化していた。

どんなネタを発信すれば返信がたくさんくるのかと
およそモテとはほど遠いような内容ばかりボトルに詰めて投げる。
もはや恋愛なぞどうでもいい。いっそ出家しようかなんてメッセージを投げたり。

そんな時にわたしのウィンドウに流れ着いた何気ないボトル。
何度かメッセージをやりとりした後
たびたびクラッシュするアプリから脱出して
LINEで会話を始めると年齢も一緒で、聴いてきた音楽も似ていることがわかった。


会話の端々に恋の予感を感じさせられると一歩引いてしまう。
なんでこんなに恋愛がしたいんだろう。
誰にでも言っているんじゃないかっていうような軽薄なムードをさらっとかわして
好意の言葉はすべて保留していた。

それでも彼が熱心にわたしを好きだと言ったのは、
恋愛恐怖症で10年も女避けの指輪をして守っていた彼の世界に
ひょいとわたしが入り込んでしまったからだった。
あまりにも自然にシンクロしたわたしに感激した彼が
熱心にわたしを口説いていたことがわかって拍子抜けした。
これまで軽薄な軟派男だと思っていたのは
やっと恋愛リハビリ期間を抜けたピュアな男だったのだ。

それからは400kmという距離をものともせず
10年分の恋愛を取り戻すように彼は愛を語った。
思春期の恋人同士のようにお互いの名前の入った指輪を欲しがり、わたしもそんな彼に癒された。
5年分疲れきった心に、彼は新鮮だった。
初めてお互いの手に触れたときは初恋のように感動して
「ずっと一緒にいよう」というこれまで誰にも貰ったことのない言葉を貰い
いつか嘘になるかもしれないと言えずに飲み込む意気地なしよりも
ずっと好ましく思えたし、信じようと思った。

そう簡単に会える距離でもなかったけど、毎日Facetimeでお互いの顔を見て話せたし
淋しいと思うことも少なかった。
音楽で食っていきたいという彼の夢を応援するために、自分の持てるスキルを総動員して応援した。

そんな二人の関係が微妙にずれはじめたのは
「音楽でお前を食わせていきたいんだよ」と言った彼が
自分の置かれた状況を受け入れられずに鬱状態に陥ってしまった頃だった。
男性というのは、壁にぶち当たった時に一人になりたいものだとわかっていても
何か力になれないだろうかと考えてしまう。
できるだけ淋しいとは言わないように、何日も連絡が取れなくても勝手に不安にならないように。
わたしはいつもフラットでいて、彼が自分の世界から出てきたときには笑顔でいなければ。


少しでも元気になってくれたら嬉しいなと思って、花屋さんへ行って笑顔のような向日葵を贈った。
彼の心は少しも癒されなかったようだけど、それでもよかった。
あとで「もっとこうすればよかった」と悔やむことが何より辛いことを
これまでの恋愛経験で知っているから
今わたしにできる全てを彼に注ぐしか無かった。

連絡をとることもできず、恋愛についてなんて考えている余裕もない彼に
「次いつ会えるかな?」なんて聞けるはずもなく8ヶ月が経った。
彼からのメッセージはバンドのHP更新や都内ライブの予定だけ。
彼がわたしではなく、彼自身を見ていることはわかっていたけど
夢に近づけば、夢を叶えたと思うことができれば
またわたしの方を向いてくれるかもしれないという一心で全てを見て見ぬふりした。


わたしの恋愛はいつも
追いかけられていたのに、いつの間にか相手の背中を見ている。
どうかもう一度わたしを見て欲しいと願っている。

彼との関係はバンドの解散をきっかけに終わるのだろうなとどこかでわかっていた。
彼にとってわたしには利用価値がありすぎたし、
わたしもその価値を切り札に「彼女」という名目を頂いていたのだ。

最後まで自分の殻に閉じこもって別れの一言を言えない彼に
画面越しに「きちんと別れようって言って」と言葉を促した。
なんとなく始まった恋を、なんとなく終わらせるのだけは許せなかった。
画面越しでもいいから、全身全霊、持てるものすべてで立ち向かったわたしに
最後に誠意を見せて欲しかった。

「別れよう」と言った彼に
「愛してるから別れてあげるよ」とわざと傷付ける言葉を言ったのは
自分が受けた傷を、少しでも返してやりたかったから。
一緒に過ごした時間が少なすぎて、わたしがどんなに傷ついていたかを知らない彼に思い知らせたかった。
わたしよりずっと弱い彼を傷つけることになることはわかっていたけど
「俺より強い人を、支えようとは思えなかった」という言葉に
わたしも深く深く傷ついたんだ。



いつも「強い人だ」と言われる。
そう思っている人にとって、わたしは「強い人」だ。
自分自身でも自分を強い人間だと思っている。そうありたいから。
弱さを認めないのじゃなく、受け入れられる強い人でありたいから
彼の弱さも一緒に受け止めて歩きたかった。
「君は強いから、一人で行けるでしょう」と手を離した彼を責める気持ちはない。

ただ「強い人」だと思われているわたしは
歯を食いしばって進み続けながら、これからの彼の幸せを祈ることしかできない。
それが許されることかどうかはわからないけれど。
カイト

【失恋.jp サービス終了のお知らせ】本日入籍しました

失恋からあっという間でした。
失恋.jpを立ち上げたおかげで、新しい出逢いができました。

彼女との出逢いは、過去の苦しみや悲しみをすべて忘れさせてくれました。
1ヶ月にも満たない期間でしたが、一生分の幸せを与えられたような気分。
これからは僕が残りの人生をかけて彼女を幸せにします。

誠に勝手ながら、僕の結婚に伴いまして、失恋.jpは本日を持ちましてサービス終了とさせていただきます。
短い間でしたが、皆さんの温かい気持ちは決して忘れることはありません。

そして、上記のことはすべてウソです。
失恋.jpはこの世に失恋がある限りサービスを提供し続けます。
プル

始まりの雨、終わりの雪

雪が降るとさまざまな声が飛び交います、「やったー!遊ぼう!」、「綺麗」、「通勤大丈夫かな。。」
私にとって降り始めの雪はあの出来事を思い出させます。

彼女と出会ったのは友人数人とイベント会場で遊んでいるところでした。
雨がパラついてきたので雨宿りしたときにふらりと現れた彼女。
好きな作品の話題がびっくりするほど合い、気がつくと彼女も仲間の輪に入っていました。
屈託なく話す笑顔が好きで、時間を忘れて色々なことを語り合い気づけば恋に落ちていました。
私はそのとき地方に、彼女は都内に住んでいたので少しでも時間を作るために必死でバイトして電車代を作っていました。
学生だった身分のため、学校が終わったらすぐ遅くまでバイト、時には掛け持ちをして深夜遅くまで働いていました。
それでも彼女と少しでも会うためだったので苦には感じていませんでした。

そんな中、親御さんの体調がすぐれないとのことで実家に戻る話を聞き、なんとなく少しでも傍にいてあげようと思い、
学校が終わってすぐ電車に飛び乗り都内の夜行バスの停留所に見送りに行きました。
わざわざ見送りだけに来るとは思っていなかったらしくとても驚き、でもほっとした顔をしていたのを覚えています。
たわいもない話をしてバスの発車の時間になった時、彼女が乗り込むところで告白されました。

それからは今までにも増して連絡を取り合い、頻繁に会いに行きました。
それまでまともに恋愛をしたことがなかったため、これほどまでに大事な人の存在が大きいこと、
愛されるということ、必要されることの喜びを感じたことはありませんでした。
この人とずっと一緒にいれたらいいと思いました、極力彼女との時間を作り彼女と一緒にいました。

しかし、彼女を優先させるあまりそれ以外のものがおろそかになってしまいました。
バイトに力を入れすぎて単位が取れない状況になり、それまで付き合っていた友人たちも付き合いが悪いと心象を悪くしてしまったり。
それでも彼女がいればと盲目になってしまっていました、もちろんそんな状態でうまくいくはずがありません。
都内での就職口を探すも単位が足りず卒業見込みがないものに就職口が見つかるはずがありません。
うまくいかないことを友人に愚痴っているうちに、心象の悪さも加わり悪い噂が流れ、彼女の耳にもより悪く伝わり彼女からの心象も悪くなりました。
何をしてもうまくいかない、誰も助けてくれない、彼女も徐々に冷たくなり、次第に無表情で機械的に会話する日々になりました。
それでも連絡を取ったり会ったりしていましたが、友人など他の人がいる場では笑う彼女、二人きりになると人形のように無表情になることに憤りを感じ、次第にストレス性の逆流性食道炎になってしまいました。

どうも私の悪評はとどまることを知らず、しれを精神病とレッテルを張られ、彼女と別れさせて新しい人をくっつけようという話も持ち上がっていました。
当時はみんなで遊び行った際も、私から離れ知らない男とくっついて歩いている状況にコレは何の茶番だろうかと呆れを通り越して笑っていました。
ここまでくると彼女も何かと「もう別れて」というようになりました、しかし最後の最後まで信じ続けて拒否を続けていました。
そんな中、私抜きで友人たちと彼女で旅行の話が持ち上がり、決行されていました。
楽しそうにしている旅行中の彼女の写真を見て、何ヶ月ぶりにこんな顔を見ただろうと思うと同時に、
もう私にはこういう顔をさせてあげられないんだなと絶望しました。

それを実感してしまった夜、彼女に連絡をして会いに行きました、これで最後にしよう、お互いこのままではよくない。
車を飛ばし高速で彼女の家の前へ、その日はバイトがあったのでバイトが終わって帰ってきたら別れを告げて帰ろうと。
家の前に着いたから待ってるとメールをすると、「この後バイトの人とカラオケいく約束だったんだけど。。」と返事。
元からの約束なら仕方がないと、終わるまで待ってるよとだけ返信して待つ。

返事をしてから1時間、2時間、3時間と経過して終電の時間、それでも彼女は帰ってこない。。
終電逃したのかな。。と思っていると「今日のカラオケオールだから。」とメール。
完全に彼女は私を避けていた、関係を修復するのは不可能だった。
それでも最後だからと自分を落ち着かせつつ、終わるまで待ってるよとだけメールを送信した。

気がつけばフロントガラスに雨音を感じました。
季節は冬、暖房をかけているとはいえ、隙間から少しずつ入る冷気に身をよじりながら彼女を待つ。
途中自分の行動を省みて、何をやってるんだろうと空しさでいっぱいでした。

始発も動き出し、日も昇って朝のワイドショーが始まるあたりに彼女の姿が目に映りました。
家を飛び出してから12時間以上も経過しましたが、怒る感情よりも安堵の気持ちのほうが強かったです。
運転席の横に立つ彼女を助手席へ促しましたが彼女は頑なに拒否しました。
「昨日から待ち続けてる危ないやつ」「何されるかわからないから二人きりであわないほうがいい」
バイト先の人たちからもそういわれたからと彼女の口から聞かされるのを他人事のように聞いていました。
彼女の目は明らかに怯えの感情が映っていました。
ちょっと前まではあんなに笑顔をみせてくれたのに、好きでいてくれていたのに、今は嫌悪や怯えなど負の気持ちがこもった目でみられるのか。。

しかしこの冬空の中外にだしているわけにもいかなかったので、運転席に座らせ私は外に出ました。
予想したよりも外は寒く、こんな中に彼女を立たせずに良かったと思った自分はやっぱり彼女とを好きで仕方がないんだと思いました。

そして彼女に対して自分の今までの気持ち、今の気持ち、これからを伝えました。
彼女の今の行動、私に対しての気持ちを見る限りこれ以上私が傍にいようとしても傷つけるだけ、私もこれ以上傷つくのもいやでした。
搾り出すように「もう、消えるから。別れよう。」と告げました。
聞いた瞬間「えっ?」とつぶやく彼女、その言葉がでるとは思っていなかったようです。
「もう会わないって事?」という彼女に対して初めて「そんな危ないと思ってるやつと会えるのかよ!」と怒鳴りました。

物言いたげな彼女を尻目に彼女を車から降ろし帰路につきました。
雨振る外環を走る中、終わったという喪失感に加えて、車中で夜明かしをしたことの疲労感の中、
数千ストックのある楽曲でランダム再生していたオーディオからGacktの「Last song」が流れました。
「。。終わっちゃったなぁ」とつぶやいたと同時にサビの歌詞

「降り続く悲しみは真っ白な雪に変わる」

が流れたと同時にそれまで振っていた雨が突如雪に変わりました。
「ドラマかよ。。」とつぶやきながら初めて涙を流しました。


あれから数年、色々な経験をしました。
彼女があれからどうなったかはわかりません。
社交的な彼女の事だから、今頃はいい人と結婚してるかもしれませんし、夢みていたことを実現しているかもしれません。
当時の私自身がとても未熟ゆえ、もう少し上手く立ち回れていればあるいは違う未来があったかもしれません。

しかし現在は私も新しい人生を生きていますし、今の私に後悔はありません。
あの時の経験があったからこその今であり、今の自分に満足していますし、幸せに過ごしています。
彼女にも私との日々が少しでも糧になっていればそれでいいも思います。

もう会えない彼女ですが、この空のどこかの下でくれぐれも健やかに幸せでいることを願います。
カイト

さようなら、僕の20代

僕は先週人生最大の失恋をしました。あと一ヶ月ほどで30になりますが、振り返れば、20代の思い出の中にはいつも彼女がいた。

出会いは僕の大学生時代。
当時の僕は、在学中に立ち上げた会社がうまくいかず、人間関係に疲れきってひどく落ち込んでいました。
そんな時期にインターネットを通じて、僕は彼女と出会った。

彼女は神戸に住むお嬢様、僕は修学旅行で京都と奈良に行ったことがあるぐらいで、関西についてほとんど知らないハマっ子。しかし、次第に遠くにいる彼女に惹かれ、なんとか遠距離恋愛にこぎつけた。
頻繁に会うことはできなかったが、彼女の存在によって気持ちはかなり楽になり、無事に大学を卒業することができた。
しかし、まだ若かった彼女にとって、いつまでも遠距離恋愛を続けるわけにもいかなかった。次第に関係が悪くなりつつある中、僕は関西への移住を決心した。

しばらく連絡を断っていた彼女に、大阪での仕事が決まったことを報告すると、彼女は想像以上に喜んでくれた。そこからはとても幸せな日々が続いた。
だが、やはりどこか不安を感じていた彼女。何度か距離を置いたり、別れたり、そのたびに僕は立ち直れないほどの苦しみと悲しみを味わった。
それでもなお、僕は彼女を求め、彼女もどこかで僕を必要としていました。
ところが半年前のある日、彼女は僕との連絡を断つことを決心した。今思えば、そのときから本当のお別れはすでに始まっていたのかもしれません。

2014年3月に入り、僕にとって様々な物事や環境が変わる時期がやってきた。
仕事環境が大きく変わることになり、来月には30歳になります。当初は全く友人や知人がいなかった大阪に家も購入した。
こんな時期と彼女の誕生日も重なり、無性に会って色々話したくなってしまった。
そして一週間ほど前の彼女の誕生日翌日に、半年ぶりの再会をすることができた。

彼女はとても元気そうだった。以前よりも強くなっているような気がしたが、僕は少し寂しさを覚えた。
新しい恋人の存在にも勘付き、もう僕のことは必要ないんだなと強く感じてしまった。そんな彼女に、彼女の人生を引き止めるような言葉はとても言えなかった。
思わず口を突いて出たのは「さようならを言いにきた」だった。そして、この地を離れ、遠くへ行くとウソをついてしまった。
それが本当に彼女のためなのか、それとも自己防衛なのか、自分でもよくわからない。しかし、自分の言葉によって、これが本当のお別れなんだなと悟ってしまった。

同じ相手で何度も経験してきた別れの辛さなのに、やはり慣れないものです。
時間が少しずつ解決してくれることをわかっていても、彼女を愛したことが否定されるようで、内心どこかそれを拒んでいる。
手当たりしだい楽になれる方法を探すも、結局独りになったときに悲しみが一気に寄せてくる。
でも話を聞いてくれた友人知人、そしてインターネットの向こう側にいる顔も名前も知らない方たちにはとても感謝をしています。
その時だけでも、自分は独りじゃないんだなと強く思えた。

そして傷がまだ癒えない中、この「失恋.jp」というサービスを作ることにしました。
もちろん今の自分を癒してほしいという目的もありますが、僕と同じような悲しみや苦しみを味わっていて、癒やしを求めている人はきっと他にもたくさんいるはずです。
どうかみんなの温かいメッセージで、そんな人たちを癒してあげてください。
昨今インターネット社会のネガティブな部分が目につきますが、結局使っているのは人間なので、実際の社会だろうとインターネットだろうと、僕は人の善の部分を信じています。

これで僕のエピソードは最後になりますが、もし「失恋.jp について」をまだ読んでいただいていなければ、是非一度ご覧いただけると幸いです。

これからどうなるかなんて、今の自分じゃまったく想像できないだろうけど、きっと彼女のことはずっと愛していると思います。
そして街で偶然出会わないかなという情けない想いを抱きながら、今日も一所懸命生きていきます。